プロダクションレディマイクロサービスを読んでハッとさせられた
とにかくハッとさせられた
この本を読んで、マイクロサービスとか関係なく、社内のインフラもまだまだやれることあるなー、というかこの本に書いてあるレベルにしなければという気になった。
最初、雑にマイクロサービスってこういうものだよーみたいな本かと思って読み始めてみたけど全然違っていた。マイクロサービスを本番で使えるレベルにするにはどうなってないといけないかという本だった。
どんな本?
UberのSREの人が書いた本。その人が1000以上あるマイクロサービスを標準化するために8つの原則を考え出してそれについてそれぞれ語られていくみたいな話。組織論みたいなところまで話がいくのでコードはでてきません。どっちかっていうとプロセスに重きをおいた抽象的な感じ。
なので逆に言えば、マイクロサービスじゃないから関係ないやという感じではなくたとえEC2のインスタンスで運用してようとためになる話だなと思った。 個人的には、Uberに1000以上もマイクロサービスがある気がしないんだよな〜🤔 (Googleが1000以上あるって言うならならなんとなく分かる)
きっと、自分が思ってるマイクロサービスの粒度よりもすごく小さいか、それか本当にいろいろなサービスがあるんだろうな。
8つの原則って??
- 安定性
- 信頼性
- スケーラビリティ
- 耐障害性
- パフォーマンス
- 監視
- ドキュメント
- 大惨事(カタストロフィ)対応
これらの基準を満たしたサービスのことをプロダクションレディと表現している。
第1章はモノリシックなサービスを比較対象にしつつ、マイクロサービスとはなんぞやを説明してくれています。 で、その後の章で8つの原則について掘り下げつつプロダクションレディにするためのチェックポイントを書いていってくれています。
やっていき😤
他社のすごい事例とか見たり、自分が思いついたようなことは既に2〜3年前ぐらいから考えられていたことだったりして、今さらがんばってもしょうがないのかもしれないと弱気になることもある。 でも、立ち止まらずに一歩ずつ進んでいこう、目新しくなくたっていいから基本的なことをちゃんとやっていこうという前向きな気持ちになった。
もっと開発のtry and errorを素早く試せる環境とか、リリースまでのスピードをあげたり、品質を高くしたり、何をどうすればいいかすぐには分からないけど、そんな感じのことをやっていきたいという気になれた。